ペンを持つと指の痛みがでるとき、どうするか?
- 2016-10-11
調子はいかがですか。
池袋駅より徒歩7分、脱力集中整体の田中孝祥です。
指が痛いときの対処法は?
ボールペンや、シャーペンを持って、指が痛くなるとき。
とくに中指や薬指が痛くなるとき
どうしたら良いか?
という質問をいただきました。
指が痛いときの原因は、ここ!
ペンを持って、指が痛くなるときは
指に横方向の力がかかりすぎているのです。
僕らが細いペンをもつときは、親指と人差し指ではさむように持ちますよね。
そして、中指の横にあてて安定させる。
ですが、親指と人差し指の力が落ちてくると、ペンが不安定になってぐらつきますから
中指や、場合によっては薬指に押し付けて、安定するように対処します。
そして、指というのは横に動く関節ではない。
ですから中指や薬指に負担がかかりすぎ、痛みがでてくることがあるのです。
シンプルにいえば
中指や薬指の痛みは、親指と人差し指を安定させる筋力が不足しているから起こる。
結局、どうやって対処したら良いのか?
では、指の筋力が不足しているとして、どうやって筋力をつけていくのか。
ボールを握ったり、指で腕立て伏せをしたりすればいいのか、と考えてしまいそうですが・・・
いちばん重要なのは、指に痛みがでないように動かしていくこと。
指に強い負荷をかけると逆効果です。
指という場所は、人間の身体のなかでもとくに痛みを感じやすい場所。
ものを足や腕で触るより、指先で触ったほうがハッキリわかるように
感覚がとても繊細な場所です。
ですから、指に頻繁に痛みを出すと
自律神経の1つである交感神経が興奮しすぎて、
痛みを出していないのに痛みを感じてしまうという
とても過敏な状態になりやすいのです。
痛みがでないように動かしていくことが重要。
ですから、まずはモノを持たず、負荷をかけずに動かしましょう。
ペンを持つという動きは、親指と人差し指でリングを作る動きに近いですね。
画像は親指と人差し指だけを意識していますが
中指も曲げてみたり
指の指紋を触れさせてみたりと
いろいろな組み合わせをすることができます。
まずは、負荷をかけずに動かしていく。
痛みがでないようにしながら、じょじょにボールや重さをかけていきましょう。
大事なのは、ストーリー性と、階段状のレベルアップです。
一気に無理をせず、自分の体をプロデュースしていきましょう^^