カラダブログ

脱力とはなに?リラックスとの違いから解説します

  • 2018-11-22

調子はいかがですか。

池袋駅から徒歩7分、脱力集中整体の院長、田中孝祥です。

 

先日の記事では、緊張とは何かについて解説しました。

緊張とは姿勢を保つための筋肉の反応です。

緊張があって悪いものではありませんが、緊張が強くなりすぎると張りや痛みとなり、つらい感覚ですね。

伸びをする

実際は痛みや張りはなくして、リラックスや脱力をして、すっきりと動けるようになりたいところ。

今回は脱力とリラックスの違い、最適な脱力について解説をしていきます。

 

脱力とリラックスの意味は?

脱力の定義

前屈でストレッチ

脱力とは、力が入っている状態の逆で力が抜けることです。

体の力が抜けること。 -大辞林より 脱力

 

ポイントになるのは、体の力を抜くという主体的な動きではなく、体の力が抜ける受動的な動きということ。

また精神的なゆるみは含まれず、体の物理的な力が抜けることをさしています。

 

リラックスの定義

うつぶせマッサージ

似たような言葉であるリラックスをみてみましょう。

精神や肉体の緊張をほぐしてゆったりとすること。くつろぐこと。 -大辞林より リラックス

 

リラックスは、ほぐしてゆったりするという主体的な動きになります。

また精神的なゆるみを含めますので、わりあい幅広い言葉になります。

 

脱力とリラックスの違い

脱力との違い?

リラックスが精神と体の反応なのに対して、脱力は体の反応です。

 

身体に痛みや緊張があってつらいとき、リラックスよりも脱力のほうがより的確で適した言葉であると言えます。

リラックスは精神の反応もはいってきますから、テンションの上がり下がりや気のせいも含まれます。

体の力をぬいて楽になりたい、という時はリラックスより脱力のほうが正確ということですね。心が楽になりたい時はリラックスが良いでしょう。

 

最適な脱力はどの程度がよい?

最適な脱力は、ちょうど良い緊張である

最適な脱力とは

では体における最適な脱力状態というのは、どのような状況でしょうか。

 

脱力の逆の意味である緊張は、身体運動にとって必要不可欠なものでした。

緊張が低すぎると筋肉の反応がでず姿勢を保てず、緊張が高すぎると痛みや張りがでてきてしまいます。

つまり最適な脱力というのは、ちょうど良い緊張レベルと言い換えることができます

 

この緊張レベルは状況によって変わります。

速く走りたいときやスポーツで結果を出したいときは緊張させたほうが筋肉のパワーを出せるので有利です。

逆に寝る直前は緊張を下げたほうが眠りやすくなります。

 

状況によって変わる最適な脱力

もう少し具体的にみてみましょう。

 

陸上選手やスポーツ選手は、走る前に足をペチペチ叩いたりジャンプしますよね。

これは足を叩いたりジャンプをすることで体の緊張をあげ、筋出力をあげることで速く走ることができる効果を狙っています。

このときは、走る動きを阻害しないギリギリまで緊張をあげることが最適な脱力と言えます。

ランニング

逆に寝る直前には、目や体に刺激をいれないようにしたり、ストレッチを自然と行なっていますよね。

寝る前にアクションやホラー映画を観ると眠れなくなりますから 笑

部屋の明かりを決して刺激をいれないようにし、緊張をできるだけ下げることが最適な脱力と言えるでしょう。

 

このように、最適な脱力とは求められる状況によって変わります。

ということは、自分の思ったとおりに緊張を上げ下げできる能力があると様々な状況に対応することができます。

緊張は下げれば良いもののではなく、上げれば良いものでなく、最適なレベルに調整できることがベストと言えるでしょう。

 

脱力集中整体での脱力とは?

整体中

脱力集中整体では、カラダの痛みと緊張をとり最適な脱力に導くことを使命の1つとしています。

 

あなたが今、痛みや緊張で悩んでいるのであれば、その多くが緊張が高いまま下げられないことが直接的な原因となっているでしょう。

脱力集中整体では緊張を下げる方法をお伝えいたします。

 

逆に痛みや緊張があり、かつ動きができなくてお悩みであれば、緊張が下がったままで上げられないことが原因かもしれません。

この場合、緊張を高める方法や筋力トレーニングで無理なく緊張を高める方法をお伝えいたします。

 

最適な脱力を身に着けるには、緊張を上げ下げできるようになることです。

求められる緊張レベルは状況によって変わりますから、カラダのポテンシャルをあげることが抜本的な解決につながってきます。

痛みや緊張でお悩みであれば、ぜひ体験にいらしてください。

脱力集中整体の初回体験メニューはこちら。

 

脱力集中整体 院長 田中孝祥

 

 

 

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