脚の長さが違う、と言われたら
- 2016-1-20
調子はいかがですか。
脱力集中整体の田中孝祥です。
今日のテーマは
脚の長さが違う、とはどういうことか?
ということ。
ふだん歩いていたり、寝たときに
左右の脚の長さが違う気がする・・・!
と感じたことはありますか?
整体やカイロプラクティックに行って、指摘された人もいるかもしれませんね。
安心してください。
たいていは見た目だけの勘違いです。
基本的に左右の脚の長さ、実測値は変わりません。
ここで言う脚とは、骨盤(腸骨)から足首までの長さ。
測るときの世界的な基準は
・骨盤の上前腸骨棘というポイントから、足首まで
・大腿骨の大転子というポイントから、足首まで
の2つとなっています。
左右差は、たいてい1cm以内。
2cm以上変わる人は、手術をしたり、とくに変形性股関節症で重度(歩けずに入院レベル)だったりするので
もしあなたが歩けるレベルだとしたら、脚の左右差は見間違いです。
ありえるのは、
片側を伸ばしてつかっていたり、腰をひねっていたりする、機能的な左右差。
つまり筋肉を伸ばして使っているということ。
姿勢や脚の機能によるところが大きいです。
ですから、構造的な左右差はほとんどありません。
ちなみに、構造的な左右差は5cm程度までなら、人間はカバーできます。
深刻にとらえすぎないでくださいね^^