カラダの緊張、こわばり、声の出しにくさがあったお客様の改善事例
- 2024-6-28
調子はいかがですか。
池袋で痛みと張りを解消する脱力集中整体、院長の田中孝祥です。
先日、お客様からクチコミをいただきました!
カラダの緊張、こわばり、声の出しにくさでお悩みだったお客様、改善事例としてご紹介させていただきます。
クチコミありがとうございました!
(脱力集中整体は改善事例の紹介にお客様の同意をいただいています。詳しくはプライバシーポリシーをご確認ください。)
目次
カラダの緊張、こわばり、声の出しにくさで悩んでいたお客様のクチコミ
脱力集中整体をうけたお客様のアンケート結果
お客様は39歳の女性で、症状としてはカラダの緊張、こわばり、声の出しにくさをきっかけに整体を受けようと思われたとのこと。
整体を受けた変化としては、まず歩きやすくなった。歩くときのカラダの使い方を正しい方向に意識できるようになったというご感想をいただきました。
また、声が出しやすくなったという変化もあったとのこと。
院長の対応、整体技術、全体としての満足度はすべて「とても満足」とご回答いただきました。
ご協力ありがとうございました!
脱力集中整体からのコメント
カラダの緊張があると、声の出しにくさは感じやすいですよね。
声を出しやすくするためには、ちょうど良いレベルの筋緊張が重要です。それには姿勢やそれを保つために筋肉が必要ですし、歩きや体重移動の動作も関係してきます。
姿勢や筋肉をそれぞれ使って、実際に呼吸がしやすく、声が出しやすくなるのかチェックして行うと自分でもトレーニングが合っているのか確認しやすいですね。
整体の中でも、自宅でのセルフケアでも時折チェックしながら行っていきましょう!
声の出しにくさ、カラダ全体の緊張やこわばりへの脱力集中整体の施術方針
声を出すための筋肉や機能は、それぞれ声の大きさや音質に関係する
まず前提として、声を出すという機能を大まかに解説します。
声を出すという動作は
・呼吸筋を使って肺に息を吸い、吐く
・吐いた息が気管と咽頭を通り、声帯を通るときに声帯が振動して一定の音になる
・音になった息の一部に、口の形をあわせて声にする
という順番で行われます。
呼吸筋を使って息を吸う、吐くという呼吸筋の動作は声の大きさに関連し
声帯の振動や口の形という首顎まわりは、声の音質に関連してきます。
今回の声の出しにくさは大きさと音質の双方だったため、呼吸筋と首顎まわりの状態をチェックしました。
次は呼吸筋と首顎まわりの整体について解説します。
呼吸筋の脱力集中整体でのモニタリング
呼吸筋として代表的なものは、以下の4つです。
・横隔膜
・腹筋群(腹直筋、内外腹斜筋、腹横筋)
・肋間筋群(内肋間筋、外肋間筋)
・胸鎖乳突筋
まずは上記の筋肉が収縮できるか、緊張度合いが正常かをみていきます。
とくに声を出す、歌う際は立って行うことが多いので、立ち姿勢での呼吸筋の状況をチェックします。
立ち姿勢で息を吸う際に呼吸筋がはたらいているか、姿勢が崩れないかをチェックし、息を吐く際にも呼吸筋や姿勢をチェックします。
今回は呼吸筋はおおむね使えていたものの、腹筋群の緊張が低めで頭部の位置に偏位がみられたため、姿勢へのアプローチを行いました。
また呼吸筋が使いやすい姿勢で歩けるようトレーニングも行いました。
歌う際には立っているだけでなく、例えばゴスペルなどは左右への移動があり、ミュージカルでは歩きながら歌うことも考えられます。
ふだんの歩きでも意識しやすいトレーニングを行い、カラダの使い方を少しずつ練習していただきます。
首顎まわりのモニタリング
いっぽう、首や顎まわりには緊張もみられました。
姿勢から頭部の位置に偏位がみられたこともあり、噛み締めや過去に歯並びの問題もあったため噛む筋肉もチェックを行いました。
・咬筋
・側頭筋
上記の2種類は表層で触知できるので張りをモニタリングします。
噛む筋肉が張っていると首に緊張が入ってしまいます。
顎を開くための筋肉は基本的に存在せず、噛む筋肉をゆるめることで顎は開きますから、噛む筋肉をゆるめられるかは重要なポイントです。
今回は噛む筋肉群に張りがみられ、左右差もあったため頭部に偏位が生じていました。
そのため、張っていた筋肉群をリリースして緊張を減らすこととしました。
クチコミと施術方針のまとめ
今回はカラダの緊張、こわばり、声の出しにくさがあったお客様からクチコミをいただき、脱力集中整体での施術を解説させていただきました。
声を出すための筋肉、首まわりにこわばりが出ないように噛む筋肉の調整、呼吸筋が使いやすい動き方や歩きかた、トレーニングを行いました。
実際の整体では噛む筋肉の左右差や姿勢の偏位がどの方向に、どの程度かを調整していきます。
まずは整体をうけていただいて、正しい方向や動きかたが意識できたことはとても喜ばしいです。
意識できた感覚や動きかたを練習して、意識しなくても普通に動かせるようにトレーニングしていきましょう。
それでは、また次回。
脱力集中整体 院長 田中孝祥