全身に力が入ってますね!の対処は?
- 2016-11-15
調子はいかがですか。
池袋駅から徒歩7分、脱力集中整体の田中孝祥です。
今回は
全身に、なにもしていないのに
力が入ってしまうとき。
どうしたら良いか?の対処法と、当院でどのように整体をしているかのご紹介です。
何もしていないのに力が入る原因は?
まず大前提として
どんな状況で力が入っているのかを確認しましょう。
僕らは地球上で生活しているので、気圧や重力といった力がつねに身体にはたらいていますから
まったくの無抵抗というわけにはいきません。
そこから、立ったり走ったりと 姿勢が変わる ことで、まず力の入れ具合が変わってきます。
力が入っているのは、もちろん筋肉ですよね(関節には構造上はいりません)。
筋肉がどんな状況で力が入っているか、確認していくのです。
・「仰向け」で力が入っているのか?
・「座り姿勢」で力が入っているのか?
・「立ち姿勢」で力が入っているのか?
・掃除機やパソコンなど「特殊姿勢」で力が入っているのか?
まずはこの4種類に限定してみましょう。
全てに均等に力が入っていることは稀で、たいてい偏りがみられます。
筋肉を使いすぎている姿勢があり、そのために他の姿勢でも筋肉の張りがとれなくなっていくのです。
ですから、もっとも原因となっている 姿勢 を確定させましょう。
安定が、脱力をつくるのである。
もっとも原因となっている姿勢が決まったら、その姿勢での脱力を意識していきましょう。
力を抜くにはポイントがあります。
支持面が安定していることです。
つまり、底面が不安定では力を抜けない。
ガード姿勢が入ってしまうのです。
仰向けなら、背中や脚裏全体
座り姿勢なら、お尻や坐骨
立ち姿勢なら、足裏全体
特殊姿勢なら、その姿勢で地面についているところ
以上を確認してみましょう。
きちんと、底面に着いているでしょうか。
仰向けなら、膝裏が上がっていませんか?
座り姿勢なら、ふとももに体重がのっていませんか?
立ち姿勢なら、親指や小指が上がっていませんか?
浮いているところがあると、それだけで不安定になって身体が力みやすくなります。
ですから、浮いている身体の部分が着くようにストレッチや体操をしていきましょう。
それがいちばん最初にできる脱力の工夫です。
整体院では、こんなレベルまでやっちゃいます!
簡単なストレッチや体操で、脱力ができればもちろん最高です。
ですが
浮いている部分が着くようにするって、、、具体的にどうやるの?
という疑問がわく方もいらっしゃると思います。
整体院では、
具体的にこんなストレッチや体操をやりましょう、と
提案をして
実際に地面に着くかチェックをしていきます。
さらに
例えば片足の骨だけでも、その数は28個あり
その動かしかたはそれぞれ上下左右回転といった3通りありますから
単純に計算しても、足だけで84×2通りの関節動かしパターンがあります。
安定する方向はどこなのか
関節をどのようにしたら安定するのか
を具体的に行っていきます。
重心を足の上に置きましょう。
そして、重心。
これが最後のシメ。一筋縄ではいかないところ。
地面が安定したら、その上に上半身や体幹をおいていきます。
上半身がズレまくっていると、時にはどうやっても不安定なときがありますから
全身として脱力できるよう、ストレッチや関節を動かしていきます。
底面の上に、全身の重さ(=重心)がまっすぐ乗ればOK!
まっすぐ乗っていれば、身体を支えるための余計な力は入りません。
脱力で重要なのは
支持面の安定と、重心の置き方。
まずは支持面から、やってみてくださいね^^