カラダブログ

出産後のおんぶや抱っこに痛みと張りがでたお客様の改善事例

調子はいかがですか。

池袋駅から徒歩7分、痛みと張りを解消する脱力集中整体、院長の田中孝祥です。

骨盤の上側の痛みがある女性

今回はお客様の改善事例として、出産後のおんぶや抱っこに耐えられず痛みと張りがあったお客様のクチコミと、脱力集中整体で施術した内容をご紹介いたします。

 

出産後のおんぶや抱っこに耐えられず痛みと張りがあったお客様のクチコミ

 

出産後に腰の痛みがあったお客様のクチコミ

カラダの症状と整体施術後の変化

Q. 整体を受けようと思った身体の症状を教えてください

A. 出産後の身体のケアのため。

おんぶやだっこに耐えられる身体づくりをしたくて脱力集中整体をうけようと思いました。

 

Q. 整体をうけて、身体にどのような変化がでましたか?

A. 普段無意識に使っている身体を対話するように意識できた時間でした。身体のクセがわかって日常でも意識できそうです。

 

 

脱力集中整体からのコメント

クチコミありがとうございました!

今回は妊娠出産で変化した身体を戻りやすくすること、出産後の生活で固めがちな箇所を脱力できるようサポートすることを主眼において整体させていただきました。

変化したカラダを戻りやすくするには、現状把握と意識がポイント。カラダの癖を可視化して、対話するように意識していきましょう。

 

出産後のカラダのケアは、脱力集中整体でどのように対処するか

妊娠中の女性

出産という活動は人間にとって、大切であると同時に特殊な状況でもあります。

 

例えば妊娠中は赤ちゃんが大きくなりますから、腹膜やお腹の皮膚が大きく伸ばされるでしょう。

赤ちゃんが大きくなれば、そのぶんだけ重さがかかります。お腹のやや前方に約3kgの重さがかかりますから、腰まわりの筋肉の使い方が変わります。

出産時には骨盤が開いて赤ちゃんがでてきますから、一時的に骨盤(とくに恥骨)の結合がゆるんだ状態になります。

 

おおまかに挙げただけでも上記3点。

お腹がゆるんで腰やお腹の筋肉の使い方が変わるわけです。

 

さらに出産後には、生まれた赤ちゃんを育てるという活動が加わります。

睡眠は不安定になりますし、食事タイミングも変化するでしょう。

筋肉が戻りきっていない状態で、約3kgからだんだん大きくなっていく赤ちゃんを抱っこする動きも追加されます。

 

ということは、赤ちゃんの抱っこ生活でも使えるよう、お腹を再トレーニングしていくことがポイントになります。

 

以上のことから、妊娠出産後には、ゆるんだお腹を戻すことそして増えるであろう赤ちゃんの抱っこ生活をイメージして鍛えていくこと、の2点を重視すると効果的ですね。

 

 

ゆるんだお腹を戻すには、どうしたら?

腹部の筋肉群図

そもそも妊娠中には、腹膜やお腹の皮膚が大きく伸ばされ、お腹がゆるんだ状態になります。

出産後には皮膚を動かし、筋肉を再度動かしていくことで戻していきます。

具体的には腹横筋、腹直筋、腹斜筋といった筋肉をトレーニングしましょう。

 

トレーニングとはいっても、出産後で不安定なカラダですから高負荷トレーニングは行いません。

筋肉の収縮を感じられるよう、ご自身で触っていただきながらゆったりトレーニングを行います。

また実生活でもお腹を使えるよう、スクワットやブリッジの運動も簡単に行なっていきます。

 

 

赤ちゃんの抱っこ生活を見越した鍛え方

赤ちゃんを抱っこする男女

出産後は、生まれた赤ちゃんを育てるという生活に変わる人が多いでしょう。

筋肉が戻りきっていない状態で、約3kgの赤ちゃんを抱っこするわけです。

慣れないうちはかなり大変で、肩も凝りやすいですね。

 

元気なときは、肩や腕の筋肉だけでなく腹圧体幹を使って負担を分散させるのが私たち人間のカラダ。

ですが出産後はお腹まわりがゆるんで腹圧体幹を使いにくい状態になっていますから、肩をすくめたり腕先がリキみやすくなります。

ですから整体の時間を使って、腹圧体幹を使いながら腕を動かすトレーニングを行なっていきます。

 

 

余談:骨盤やお腹まわりの力が戻らないとどうなるか?

骨盤帯の骨格図

ちなみに、骨盤やお腹まわりの力が戻らないとどうなってしまうのでしょうか。

半数以上の人は自然に運動していくと戻りますが、ときおりお腹まわりの筋肉が戻りにくい人がいます。

とくに妊娠前の時点で足首がグラグラしていたり、肩がこりやすかったりといった既往がある人は注意したほうが良いでしょう。

そういったお腹まわりの筋肉が戻りにくい人も脱力集中整体にご来店されますので、症状をご紹介しておきます。

お腹まわりの力が戻らないと、下腹部の力を使えない状態になります。

 

具体的には、

・脚が重くなる

・腰がだるい

・肩がこりやすい、張る

といった状態ですね。

 

症状が重くなってくると、走れない・脚をひきずる・肩が痛い、という症状がでるときもあります。

 

 

予防として、骨盤矯正でよいのではないか?という意見もあります。

ですが、私は骨盤矯正だけ行うのは反対派です。

骨盤矯正はあくまで関節の動きを出すもので、筋肉を動かす練習にはなっていないから

 

出産後には骨盤の関節だけではなく、トレーニングも絶対に必要ですよ。

なぜなら、使いかたを忘れていますから。

 

妊娠前、10ヶ月前のお腹の使い方を、覚えていますか?

 

たいていの人は鈍っていますからね。

出産後にトレーニングをしようとしても、「そもそもどうお腹使ってたっけ?」と忘れている人が実際に多いです。

腹圧体幹の再教育・再トレーニングをして思い出してください。

 

まとめ

チェックリスト

さて、今回は出産後の身体ケアでご来店されたお客様のクチコミと、脱力集中整体での対処法をご紹介させていただきました。

腹圧体幹の再教育・再トレーニングがいちばんのポイントですね。

お腹まわりの筋肉が戻るまで、練習していきましょう!

 

クチコミにご協力いただいたお客様、ありがとうございました!

脱力集中整体におけるお客様の改善事例一覧はこちら。

脱力集中整体 院長 田中孝祥

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